2007年05月18日

mono #154 : ソプラノリコーダー/メック
hunting spot : 山野楽器店@銀座

何故ワタシはこんなものを買ってしまったのかしら・・・。
幼き良き時代への回帰願望?
プリミティブな世界を求める気持ち?
いいえ、違うわっ。
答えは、ワタシの潜在的な所に巣くう、あの陰が知っている。
いつもいつもワタシを悩ませる、あの症候。
そう、それは幼い頃から何時もまとわりついてきた。
それ故に、いつも周りの人と同じではいられなかったわ・・・。
でも、ううん。
いいの・・・。
それが、
ワタシの、
アイデンティティーなのだから。

なんて小芝居を打ったりして、
買ってしまった面映ゆさをごまかしたりしてみました。

そーよ、そーよ、そうともよ。
あたしゃ〜、ソプラノリコーダーを買ったのよっ。
だって、だって、だってさ、
 可愛かったんだもんっ!
必要、不必要に関わらず、
これは買わなきゃって思っちゃったんだもんっ。

それに、ホラ、凄いんだよ。
こんなに可愛いのに音が出るよ。ぽひぃ〜!
だって、これ、リコーダーだもんね。ひょろろろ〜!

まあまあまあまあ、そう呆れないで。
見てくださいよ、このコ!
かっわいいでしょ〜♪
ドイツのリコーダーのメーカー、MOECK社の品物です。
こんな素敵なリコーダー、見たことないよねえ。
このセンス、素晴らしいわぁ
収納袋だってイケテルぅ〜。
子どもの頃吹いていたプラスチックのリコーダーとは
比べものにならないほどの美しいフォルムっ。
桜の木の白っぽい木の色と、
赤で刷られた印字のコントラストがまた美しい!
それでいて、
 頑張っていますっ
というね、騒々しさがナイというのが
心揺さぶられるじゃないですか。
初奴めぇぃ、みたいな、ね?
いやあ、まいった、まいった。
カタログを見たとたん、そっこーらぶですよ。


モノラバ楽団もあることだし、
きっと何処かで活躍できるよ!ね、ね。
と安易な言い訳をしながら、
運指表を頼りにたどたどしく音を出す
今日この頃であります。ぴひょー。
全音で買えますヨ。ぷひょー。



moeck.jpg
posted by mono at 13:21 | Comment(729) | TrackBack(0) | モノの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月09日

mono #153 : 曲げわっぱのおひつ
hunting spot : 栗久実演販売@立川高島屋

照明作家の谷俊幸さんにご紹介頂いた、
曲げわっぱのお店、栗久さんで買ったおひつです。
谷さんは、こちらのご主人からわっぱの技術を学んだとのこと。
ふむふむ。

お店は大館なので、流石のモノラバでも気軽に行くには・・・。
でも、ネットだけで見て判断して購入するのも
あまり好きじゃないんですよ。
先ずは実物を見なきゃ。
ということで、実演販売情報をチェックしたならば、
立川にいらっしゃるとのこと。
じゃあ、まず、見るだけ、見るだけ♪
なんて暗示を掛けつつ、立川へ。

立川は多少住まいから遠いのですが、執念のなせるわざ。
難なく栗久さんのご主人を見つけ・・・。
気が付けば、右手におひつがっ!?
あ、あれっ??
ワタシの額に、買う気十分!とでも書いてあったんですか??
瞬きしている間にお買いあげっ!
まったさ〜、ご主人、お話が上手なのよねえ。
こまっちゃうなあ。
気軽に買うには結構なお値段なんですよう。
だから、見るだけ、見るだけ、見るだけ音頭(そんなモノは実在しません)を
一生懸命歌いながら行ったんですけどねえ。
まあ、実際、わざわざ見に行ったという時点でかなりノリキなんですけれども。
結局、背中を押して頂いたのでしょうか。


でもね。
使ってみたらやっぱりイイ!
三度の飯より飯が好き(つまり大好き!)なワタシにはたまりません。
おひつに炊きたてご飯を入れておいたら、あら不思議。
余分な水分がなくなり、お米が一粒一粒立ってつやつや☆
あまあまのうまうまに大変身!
立ち上る杉の芳香も素敵っ。
銀しゃりとはこのことかぁ〜なんて、
お茶碗のお米を眺めて感心したものです。


デザインも素敵なんですよ。
秋田杉をくくっと綺麗に丸く筒状に曲げて、
外枠が作られています。
木が綺麗にカーブしているって、
普通に考えたらスゴイよねえ!
杉の持つ木地が活かされていて、とても綺麗。
あとね、蓋がゆるぅ〜くカーブしていて、縁が面取りされているんです。
奥ゆかしく丸い感じがとても品があって宜しいの。

そして、マットな質感が、またまた心地良いんですよ。
つるんというよりも、みみみって感じ。
みみみっとするには、秘伝の技術が必要なんだと思うワ。

使いやすさへの細かい配慮も素晴らしいのヨ。
底が直角だとお米が奥に入り混んで取りにくいじゃないですか。
それを解消するために、
内側の底と立ち上がった枠の角に細い木が
ゆるやかなカーブを描くように貼ってあるのです。
スゴイよねえ。
木を細く切って、曲げて、カーブさせながら貼り付けて!
どういう構造になっているのでしょう?
角と細い木の間は空洞になっているのかなあ。

そして、そして。
特筆すべきはっ。
筒状に留める為に、金属ではなく桜の皮を使っているんです。
秋田杉のベーシュっぽい淡い色と、桜の皮の濃い茶色のコントラストが素敵☆
おひつもえ〜。
やっぱり日用品も美しくなきゃ。
それにね。
総て木で作られていることによって・・・。
電子レンジでチンできる!
すっごいでしょぉ〜。
オヒツをチンですよ。
巷で見掛ける銅で縛られたタイプのコは勿論金属バチバチな訳で、
電子レンジなんか掛けられないでしょう?
それがどうですか、このコは何の問題もなくチン!ですよ。


あー、テンション上がってきたっ。
栗久さんの曲げわっぱサイコー!
技術にあぐらを掻いていないところが良いですね。
ただの伝統工芸ではなくて、
今風に使いやすく、美しく、精進なさっているのが素晴らしい。

そして何よりも、本来の目的である、
ご飯が美味しいっ!!
ということに拘っていらっしゃるのが良いですねえ〜☆


ohitsu.jpg
posted by mono at 17:16 | Comment(43) | TrackBack(0) | モノの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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