2006年04月25日

mono #125 : KAZAGURUMA
hunting spot : 照明作家・谷俊幸

ぬああああ〜っ!
お久しぶりです。
で、このコ。
どおですかあああっ。うお〜っ。

これはですね、照明作家の谷俊幸さんが作られた、
WAPPAシリーズのKAZAGURUMAというあかりなんです。
WAPPAということで、ピンときた方もいらっしゃるのでは。
そう、秋田の曲げわっぱの技術を使って、作られているの。
凄いでしょぉ〜?

木の板をね、くくくう〜っとカーブさせて、
それら数枚を一緒に留めて、
この形を形成しているのです。
すっげー。
しかも、その留め金が鈍い金色ってーコトがまたイイのよお。
もしそこがシルバーだったら、
木の色との違和感が生れてしまうと思うのよね。

まげわっぱの技術に着目したってトコが、凄くない?
それを応用して、格好良く仕上げたこのセンスも素晴らしい!
このカーブ、この木肌、このフォルム!ぬえ〜っ!
ウツクシイわあ。
横から見た姿も、ころんとしていて、カワイイのよん☆

これは、どういうポジションの作品なんだろう。。。
工芸品とは言い切れないし、
レディーメイド・既製品とは絶対に違う(一つずつ谷さんが作っているの!)。
芸術品に近い、日用品かなあ。
でも、日用品なんていうカテゴリーには収まらないと思うんだけど。
 基本はアートとして作ったけど、
 もっと日常的に利用して欲しいから、
 何とかミンナが手を出せるモノにしてくれた作品。
って感じかなあ。

兎に角、格好良いんですよ。
しかもね、格好良いんだけど、
 ワタシオシャレでしょ?頑張っているのー
っていう嫌らしさがない。
当たり前の様に美しい。
格好良いけど、違和感がナイ。
きっと、確かな技術をもとに、
品良く作られているからだと思うワ。
いやあ、凄い、凄い。
こんなの作る日本人が居るなんてー。
日本が変わりつつあるんじゃないかなあ。って思う。
今までこういう日本らしさをアレンジして作った作品って、
なかなかなかったもんねえ。
イサムノグチのあかりシリーズがこれに近いかな?って思うけど、
イサムノグチの感覚は、日本人の感覚とは違うと思うのよお。

日本の文化って、とても素敵だと思うんです。
伝統工芸とか、技術とか、伝統美とか、様式とかって
大切にすべきだと思う。
でもそれって、近くにあるとなかなか気が付けないんだよねえ。
西洋の文化の方が格好良くて、
昔からのモノはあか抜けないっていう
印象を持つ人が多い気がするけど、
そんなこたーナイ。
昔の人の叡智は立派なもので、大切にしなきゃイケナイと思う。
ってコトをこのWAPPAのあかりが訴えてきている気がします。
なんて分かったようなコトを言ってみたりして。


でね、でね、昼間の姿も美しいのですが、
夜もスゴイんです!
夜もススス・スゴイんです!!
夜もスススス・・・しつこい?
だって、スゴイんだもん。

あかりなのに、影を作るんです。
あかりなのに、カゲですよ、影!!
スゴイでしょ?有り得ないでしょ?
あかりなのに、部屋を明るくするんじゃなくて、
影を作るんだよ。
影をっ!!
しかもその影はそんじょそこらの
やる気のない影とは一線を画しているっ!
KAZAGURUMAの羽と羽の間からズワーっと、
光と影が伸びて、壁を蔦って四方八方に伸びるの。
壁にね、シャープな影がわーーーっと写るんですよおおおっ。
ふへーっ。
凄いよ、谷さんっ。
どうしてこんな作品を作れるんだろう。
ああああっ。やべー。

コンセプトは遊光なんだってさ。ナルホドウ。


室内に何か面白いモノが欲しいと思われる方には、
谷さんの作品をお勧めしちゃうなー。
食卓を明るく!なんて方にはお勧めしないよーん。
WAPPA以外にも、面白い作品があるので、
サイトをチェックしてみてくださいな☆

kazaguruma kazaguruma_shadow

谷さんのサイト
http://www.modern-t.com/

谷さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/modern_t/

谷さんとの対談
http://monolover.seesaa.net/article/18754114.html
posted by mono at 16:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | モノの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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